副業に必要なITスキル:独自ドメインを取る

多くのレンタルサーバーではサブドメインが使えるが…

レンタルサーバー(エックスサーバーなど)ではサブドメインを無料で使えるところが多い。
エックスサーバーであれば subdomain.xsrv.jp のsubdomainの部分がサブドメインになる。見かけたことがある人もいるだろう。

サブドメインの欠点

1.レンタルサーバーの解約とともにドメインを返上しなくてはならない。
SEO的には一からやり直し。
名刺を刷り直したり、各種SNSのプロフィールも全部書き直す必要がある。

2.似たようなドメインがいくつもあるので、覚えられにくい。
例えばaffili.xsrv.jpと名刺にあった場合、後からすぐに全部思い出せるだろうか。
affiliの部分だけか、レンタルサーバーの全体のドメインxsrv.jpだけしか思い出せないだろう。
商品やサービスを売りたいのにURLが覚えられないのは、致命的な欠点だ。

では次に独自ドメインの利点を見てみよう。

独自ドメインの利点

1.これからずっと同じドメインを使える。
先に書いたように、何らかの事情でレンタルサーバーを解約して新たに契約しても、同じドメインのままサイトの運用ができる。
SEOも引き継げるわけでサイト運営には重要だ。

2.世界でひとつしかないのでブランディングに向いている
Facebookのタイムラインでブログの記事をシェアしても「このサイトか」と認識してもらえるのは大きい。

例えば、私がFacebookでブログの記事をシェアすると、以下のような画像になる。
赤枠で囲ったようにドメインが表示されるので「このサイトか」と認識される。
Facebookタイムラインでのシェアしたブログ記事の見え方

3.独自ドメインのメールアドレスは届きやすい
独自ドメインでメールアドレスを使えると言うことは、先日書いた記事「副業に必要なITスキル:独自ドメインでGmailを使う」で書いたように、スパム判定されにくいメールサービスを使えるということだ。
お客さんや見込み客とコミュニケーションが必要な副業では「メールが届きやすい」というのは大きな利点だ。またメールアドレスだけであなたから来たメールだと分かってもらえる。

自分が思いついた独自ドメインが使えるかどうか調べるには

私は、独自ドメインの検索にはユーザーインターフェースが使いやすい「お名前.com」で検索し、使い慣れている「ムームードメイン」で取得している。

By 森 英一

「ブログを超えて」をモットーに、ビジネスに役立てるためのウェブサイト制作を行っている。守備範囲はWordPressにとどまらず、ウェブサーバ(Linux)やメール配信システムなど幅広い。